
当たり前になってしまった不自由を
「ニューノーマルな暮らし」 ※「ニューノーマル」とは新しい常態、形態のこと
家に合わせた暮らしではなく、暮らしに合わせた家をつくります。
あなたが暮らし方を変えるのではなく、あなたに合った暮らしを提案します。
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お隣に竹林の崖がある土地を買い、造成を伴う住宅工事のご依頼をくださいましたS様。
階段下にドッグハウススペース、モノトーンカラーを使いかわいらしいお家が完成しました。
S様 住宅新築工事【磐田市】
【S様のこれから建てる住宅で大切にしたい事】
・友達が集まり、BBQができるスペースが欲しい
・家事動線重視で玄関からキッチンにすぐ行けるように。
・おばあちゃんの為の簡単動線を確保したい。
要望を元に現場確認。

かなり背丈の高い竹林です。
根こそぎ掘削伐根しなければ…。だけど借景として
うまく使える。サワサワと聴こえる竹の葉の音も凄く良い。
敷地の上手な生かし方を考えて間取りの作成をはじめました。南面が道路なので庭を南に取ると近隣や
道行く人の視線が気になってしまいます。そこで
建物の西側に庭を配置しました。西面の竹林を借景として西陽を和らげてくれるという利用方法と、プライベートゾーンを確保しながら開放的な庭の使い方を提案し、竹林をデメリットだけではなくメリットとして生かす方法を取りました。ただ、落葉だけは気を付け屋根の傾き方向を考えて樋の付き方は東、もしくは南にしなければいけません。すべてを総合的に考慮して建物の形を決定しました。
おばあちゃん
の部屋
水廻り
キッチン
ダイニング
リビング
パントリー
庭
玄関
フェンス
擁壁
南面道路
竹林
借景
借景
近隣の視線





S様のこだわりが詰まったお家が完成しました。
おばあちゃんの生活の仕方が単純明快なように、おばあちゃんの部屋のすぐそばに水廻りを設置しました。無駄なスペースは極力ないように、ヒートショックのない様に廊下はS様の1階部分にはありません。家事動線はわかりやすく使いやすいように。通常でいけば東から太陽の光を入れたかったのですが、お隣が建っている為、東からの陽の入りは諦め風の通り道のみ考慮しました。
内装の雰囲気は沢山の写真を情報交換をしながら、モノトーンカラーに決定しました。床色は木目がうっすらと見える薄いグレーがかった白。壁は白を基調に一部アクセントでグレー。ダイニングカウンターは茶味が入った黒。この所々にある黒が空間をきれいに締めてくれています。階段下にあるドッグハウススペースは上手に使ってくれているとS様から写真が送られてきました。